「ガーデニング」という言葉には、なにかおしゃれな響きがありますね。
私がやっているのは「庭いじり」という感じかもしれませんが、お花を育てるのは大好きです。
花育ては 子育てに似ているな~といつも思います。
3年ほど前に植え付けたブルーベリーが元気がなくて、実もほとんどつけない状態が続きました。このままじゃ枯れちゃう・・・というところまできてしまいました。
改めて原因を探ってみると、そもそも、「土」がよくなかったみたいなんです。
前の家から引き抜いてきたラズベリーは、庭に穴を掘って適当に植え付けておいただけで、どんどん大きくなるし、地下茎であちこちに顔を出すし、だったので、ブルーベリーも同じように扱ってたんですね。
そしたら、ブルーベリーの植え付けは「酸性」の土じゃないとダメ、って、今頃分かったんですよ・・・。
植え替えてやろうと思ったら、かわいそうに、根も張らずにいてスポンと抜けました・・・。
何とか持ち直して、元気になってくれればいいのですが・・・。
子育ても、その子その子に合った育て方というものがあると感じます。
ナイーブな子・響かない子・元気な子・内気な子・理解の早い子・遅い子、いろいろな個性があります。
だから、兄弟を同じように育てる・同じ対応をするって、実は違うんですよ。
私はそこを失敗しました。
「兄弟だから平等に」、そう思いすぎてしまい、その子に合っていない接し方をしてしまったことがたくさんありました。
生まれ持った気質や個性を無視して「平等」に育てても、その子の良さが開花しないかもしれません。
その子自身を認め、受け入れ、愛情を注いでいくという基本的なところはもちろん変わりません。
これは、お花に水や光や栄養を与えてやることとおなじです。
ただ、そのやり方は、花によって変わります。
葉っぱにいっぱいお水を注ぎかけてやっていいものもあれば、葉には当たらないように株もとに水やりするものもあります。
湿らせ気味に育てる花もあれば、乾いてからたっぷり与える花もあります。
今はネットで育て方もすぐに調べられますが、子育てはそうはいきません。
そこが難しいところですよね。
「うちの子の育て方、教えて~」と言いたくなります。
私もその時その時に悩みながら、試行錯誤して子育てし、正直なところ、「あ~、あの時こうしてやればよかった。」「もう一度やり直せたら」と思うことがたくさんあります。
振り返って、わが子たちに、「ごめんね。ホントに、へっぽこ母さんだった」と言いたいところですが、でも、自信を持って言えるのは「あなたたちを愛している」ってことに関しては、ウソ偽りなく今も変わらないってこと。
これを読んでくださっているあなたも、そうではないですか?
失敗もする、怒りもする、ちぐはぐなこともする。でも、子どもへの愛は「ある」んです。
それなら大丈夫!
私は先輩お母さんとして、「わたしが何十年か前にさかのぼれたらこうするよ」「こういう風にやってみてよかったと思ってる」というような子育てのヒントをこのブログお伝えしていきたいな、と思っています。
「ヒント」なので、試してみたけどダメだった~っていうこともあるかもしれません。そしたら、また違うことを試してみればいいのです。
ひとりひとり み~んな違うのでね。
そして、お母さんもみんな一人一人違うのでね、人真似じゃなくていいんだと思います。
「あなたの愛がきれいに花開きますように!」応援しています!
*秋なりのラズベリーが早くも実をつけました。
こ~んなに放っておいてるのに、たくましい子です。