こんにちは!
ぽかぽかあったか はっぴぃハート作りのお手伝い 小谷こずゑです。
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頭の回転のいい子とは?
子供が生まれて「初めて」〇〇をすると、 親も祖父母も大喜びで「この子は天才かもしれない」と思うことが良くあります。
これは、多くの場合「誤解が生んだ幸せ」で、よその子だって早かれ遅かれやってるようなことだったりします。
でも、本当に頭の回転のいい子というのはいるもので、ものごとの本質をピッと感じとって状況を見極められたりします。
これはもう、0歳児にも1歳児にもいます。 早期教育をしたからとか学力が高いとか知能がどうの…というのとは違う天性の賜物。
「頭の回転のいい子」というのは「人を動かす力」があります。
自分がどう動けば、あるいは、どう言えば周りが動くのかを感覚的に知っているのですね。
「魅力」から「危険」へ
こういう特性を持って生まれた子はその後の環境や教育によってある種のカリスマ性を発揮することもあるようです。
カリスマ美容師とかカリスマ主婦とかいう言われ方をしますが、カリスマとは現代では「多くの人を引き付ける魅力」というような使われ方をしていますね。
「カリスマ」という言葉はもともとは「聖書」の中で「神様から与えられた能力」のことでした。
神様が与えた天性の人を引き付ける魅力・・・。
すてきですよね。
しかし、魅力的な人物というのであれば良いのですが、それを悪用すると人々を支配する「カリスマ的支配者」という存在が生れてしまうこともあります。
政治的・宗教的にあがめられたりしますね。
頭の回転のいい子が危険な子になってしまうのは、このライン!
状況を見極める力を駆使して見極め、その上で周りを自分の都合のいいように操作してしまうということです。
親を操作する
幼児期以降、大人に対して支配的に振る舞うような子供がいます。
「こういえば大人はあきらめる」
「こう行動すれば大人は動く」
「こう言ってるけど大人は口だけ」
「こんな感じの時は粘れば思い通りになる」
対等な関係の友達同士よりも、保護する・されるの関係の大人に対しての方がこの現象は現れやすいようです。
特に親子関係では、「共依存」の関係に陥りやすくなります。
親をコントロールしているようで、実は親から自立できなくなるのです。
このコントロールは「自分を良いように支えさせる」ことであり、そうやって支えさせなければ自分は立っていられなくなるという危ういものです。
操作される親
親の側では
「この子を支えてやらなければかわいそう」
「この子が倒れないようにしなければ」
「わたしがいなければこの子はダメになる」
という思いが強くなりすぎ、それがダイレクトに自分の存在意義になってしまいます。
チェックしてみてください。
*子供の機嫌にと~っても敏感
*子供のためなら何でもやってあげたい
*自分よりもすべて子供が優先
*子供がひどいことをされると自分がされたように感情移入してしまう
*子供のいうことには「ノー」と言えない
*子供に良かれと思って先回りしてしまう
*とにかくお世話が好きである
・・・・こういった傾向が強いようなら、子どもを世話しているようでいて子どもの存在に依存してしまっているかもしれません。
特に自分に自信のない人は、人から必要とされることによって自分の存在意義を見出し、満足感や安心感を得ようとしてしまいますから注意が必要です。
親が子を操作するケースもあり
今回は「頭の回転がいい子を持つ親」が陥ってしまいやすい例として「親を操作する子供」について書きましたが、
親子の共依存では 親が子を操作・支配するケースの方が多いようです。
いわゆる「毒親」ですね。
私の場合も親一人子一人の母子家庭で育ちましたので、母親からの支配を受けていたように感じます。
このことについてはまた別の機会に書かせていただこうと思います。
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