「はじまりは愛着から」佐々木正美著★を買いました

「子どもへのまなざし」の佐々木正美先生が、昨年6月召天されました。

悩めるお母さんたちにたくさんの慰めを与えた佐々木先生の最後の本が

「はじまりは愛着から」です。

挿絵はおなじみの山脇百合子さん。

そして、帯は児童作家の中川李枝子さんです。

中川李枝子さんの本「子どもはみんな問題児」をこの間紹介しましたが、中川さんと佐々木先生は同じ年齢でいらっしゃいます。

佐々木先生は、

「無条件の愛」で子どもを愛することが、その子の力を存分に開花させることにつながると述べ、

「根拠のない自信」を子どもに与える大切さを繰り返し説かれました。

内村鑑三の弟子であった義父の影響でキリスト者となった佐々木先生の思想には「キリストの無条件の愛」が反映されているなぁといつも思います。

 私は問われない限り、自分がキリスト者であることを語ることはほとんどありませんが、多くの人から、キリスト教をもって生きていることを指摘されました。・・・義父(岩島公)からは、それだけ大きな贈り物を与えられてきたのだ、とその都度思ってきました。

父は本当に敬虔なキリスト者であるから、自分が利己的で罪深い人間だということを熟知している。だからこそ、イエス・キリストの十字架の罪の贖(あがな)いによって、自分の罪が許され、生かされていることを固く信じて、感謝して日々生きている。・・・神様を頼りにして生きているから、楽に、そして強く生きられるのだということを、私はずっと教えられた。人間は本当に頼ることのできる人やものに恵まれた時こそ、安心して強く生きることができるのだということを、私は父から教えられてきた。・・・だから私たち夫婦は・・・いつも神の愛に恵まれて、罪を許されて生かされているということを意識している。(『出会いでつむぐ私の半生』ぶどうの木、6、75~77ページ)

副題の「人を信じ、自分を信じる子どもに」のかげには、「キリストの無償の愛を信じる」ということも含まれているのではないか?などとも想像しました。

佐々木先生の最期の贈り物としてこの夏、大切に読んでいこうと思います。

 

 

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