オムツを替えながら「早くしてよ!イライラするんだけど!!」★親の感情表現が子どもに与える影響

夏休みを利用して、石川・岐阜の旅を楽しんで参りました。

旅の途中いろいろな親子を見かけると、職業柄ついつい観察してしまう自分がいました。

今回最も衝撃的だったのは、推定2歳の女の子のママさんです。

ちょっとした休憩所でオムツパンツを替えていたママさんが、なかなか片足をパンツの穴に入れられない娘に対してキレたのです!

「早くしてよ!イライラするんだけど!!」

え?2歳児に言う?それ、要求する?とびっくりしました。

さらには、その女の子が特にビビるでもなく、泣くでもなく、言われるがまま為されるがままにしていた・・・というのも驚きです。

もしかして、この親子には日常の光景なのかな~とも思いました。

ぶつけるとスッキリする

このとき、あるママさんの話を思い出しました。

まだ小さいわが子にイライラした時、怒りの気持ちを子どもにぶつけるとスッキリするので、つい、すっきりしたくて怒鳴ってしまう・・・というのです。

確かに我慢しているよりも、ドカ~ンと爆発させた方が怒りのエネルギーが放出されてスッキリするということはあります。

でも、その場は自分がすっきりしていいかもしれませんが、長い目で見て子どもにとってはどうなのでしょうか?

アンガ―マネジメントの講演会では

*怒ってはいけないのではなく、怒るべき時には怒っていい

*怒る時には、長期的に見て自分や周りにとって健康的である方法を考える

ということをお伝えしています。

親が怒りを爆発させると子どもにどんな影響が?

怒りを爆発させるタイプの両親を持った私の経験から言うと、おもに三つの悪影響があると思います。

①委縮

怒りの感情に恐怖を持ち、いつもビクビクします。親の顔色を見るようになり、また、人間関係でもいつも周りを気にして本当の自分でいられません。

②自分って駄目

怒られてばかりいるので「自分」への信頼感がなく、自信がなく、そのせいで自分を取り繕ったり虚勢を張ったりします。激しい劣等感とそうではない!と言いたいニセのの優越感とが表裏一体となります。

③似る

幼少期から身近にあった「感情の表現方法」が刷り込まれ、激情的に怒りを放出するようになります。あるいは、それを抑え込もうとして自分を責めるようになります。

親が日常的に感情を爆発させていると、子どもは不安定な人格形成をしていくということが考えられます。

当然そのまま大人になると、人間関係にもさまざまな不都合が生じますし、何より、生きにくい。

自分と仲良くできず自分を好きになれないと、とても不自由なんです。

そんな思いを我が子にさせたくないですよね?

それにはまず親が自分の怒りの感情を上手にコントロールし、「ぶつけてスッキリ!」ではなく、子どもにも自分にも健康的なやり方を身につけていくことです。

冒頭のオムツ替えママの場合は、まずアンガ―マネジメントの暗号①6秒をやり過ごすこと、

そして暗号②怒りの境界線を考える。つまり、怒るべきことか怒らないで良いことか?を見極めること、

三つめに暗号③どう行動するか考える。つまり、怒ると決めたらどう伝えたら効果的に伝わるかを考えてリクエストすること、

この3ステップが怒りのコントロールの基礎となります。

もっと詳しくお知りになりたい方は、書籍や講座などがたくさんありますのでアンガマネジメント協会のHPをのぞいてみてください。

また、学校のPTA講演会や職場の研修などで私のことをお招きくださるのも一つの方法です。この秋は埼玉県の中高生会、群馬の高校の教員研修、江東区の小学校のPTA講演会などを予定していま~す。

五平餅を買う行列!

もちろん、並びました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。