「学校に行きたくない」に過剰反応しないで!★ つらさを受け止める

9月1日問題とは

先日、初めて勤めた中学校の教員仲間との同窓会がありました。

夫と2人で参加し、気分良く帰りの電車に乗っていましたが、乗換駅で急に「人身事故のため上下線とも不通」になりました。

夏休みが終わりに近づくと、自らの命を絶つ若者が急増します。(今回は学生ではなかったようですが)

内閣府の「自殺対策白書」のデータでは、過去42年の中で9月1日が最も自殺者の多い日となっています。

次いで多いのが4月。

新学期のスタートの時期です。

学校生活にストレスを持つ子どもがたくさんいることを物語っているように思えます。

学校だけが全てじゃない

学校に行くのが死ぬほどつらいなら、学校に行かなくてもいいじゃないですか!

学校はたくさんのことを学ぶことができる場所ですが、それを上回ってつらいなら、死を選ばなくてはならないなら行かなくていいのです。

ただ、日本ではまだまだ「学校に行く以外の選択肢」が少なく、世間的な偏見も残っています。

学校でうまくいっていないAちゃんのママに、そのクラスメートのママがこう言ったそうです。

【学校っていうのはひとつの社会なの。そして大きい学校ではクラスが世界の全てなの。だから、クラスでやっていけないってことは、社会でやっていけないってことなのよ。

Aちゃんがクラスでなんとかうまくやっていけるようにしてやるのが親の務め。

クラスで省かれたらもうおしまいだよ!】

こんな勘違いをしている人がまだまだたくさんいるのです。

その勘違いが、学校に行くのがつらい子供を追い詰め苦しめます。

学校だけが全てじゃないんです!

サインをキャッチする

確かに、ちょっと嫌なことがあるとすぐに休みたがるとかわがままを言うとかいうのは困ります。

なんでも自分の思い通りにいくわけではないですから時にはガマンしなければならないこともあります。

そんな時は適度に背中を押してやることも必要です。

こうした適応力は幼児から小学校低学年のうちに親も子も身につけておくのが望ましいですね。

けれども高学年になってきて本当に学校生活が死ぬほどつらいなら、無理に学校に行かせようとしない方がいいのです。

子供の様子からキャッチするには、とにかくよく観察することです。

*普段と比べて口数が少なくなる

*表情が暗い

*やる気がない

*反応が鈍い

どう接するか

何かいつもと違うな、と感じたら根掘り葉掘り聞いたり励ましたり勇気付けたりしようとしないで、「心配している」「大切に思っている」ということが伝わるようにしてください。

学校生活で追い詰められている子供を、家庭でも追い詰めるというようなことがあってはいけませんね。

「行きたくない」に対して、これは大変!とばかりに「そんなことじゃダメ」とか「なにがあったの!」とか過剰に騒いではいけません。

落ち着いて静かに、その「つらさ」を受け止めましょう。

「がんばったんだね」「つらいね」「大変だったね」と心に寄り添えるといいですね。

なかなか口を開かないこともあるかもしれませんが、家庭が「安心できる場所」「ゆるされる場所」「信じられる場所」になるように心がけてやりましょう。

家庭が「安全地帯」の役割をしっかり果たせると、どんな子供でもそこで大きな力を得て歩み出すことができるようになります。

子供の心を見守り育む大人になりたいですね!

暑さにへばる子ブタ。🐷

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