多発テロとアンガーマネジメント ★その子育てのイライラ、不安から来ていませんか?

2001年の9.11から17年経ちました。

この同時多発テロがきっかけとなってアメリカにアンガ―マネジメントが広く普及したことは、あまり知られていないかもしれません。

アンガーマネジメント は1970年代にアメリカで始まった心理トレーニングですが、もともとはDVやマイノリティのメンタルヘルスプログラムから発展したという説が有力です。

それが急速に普及したきっかけが同時多発テロなのです。

怒りの元になる不安感情

大きな衝撃と社会不安を与えた9.11。

あまりにも大きな出来事だったため、通常の不安コントロールのカウンセリング以上のものが求められ、アンガ―マネジメントが注目されました。

アンガ―マネジメントでは「怒りは第二次感情」と呼ばれていて、怒りの発生の前には「不安」や「悲しみ」「さみしさ」「つらさ」といったマイナスの感情(第一次感情)が存在していると考えています。

マイナス感情がたくさんたまっていると、何かささいなことがきっかけとなって怒りの感情が噴き出します。

不安は怒りを生む元になるのですね。

そういうわけで、大きな社会不安を抱えた多くの人々がアンガ―マネジメントに助けを求めたのです。

子育てのイライラは不安から?

これを子育てに置き換えてみると、子どもにイライラする元になっているのは子供の将来への「不安」であることが多いと思いませんか?

*勉強しない⇒受験がうまくいかないのでは?行きたい学校に進めないのでは?

*箸の使い方がじょうずでない⇒人にバカにされるのではないか?

*食べ物の好き嫌いが多い⇒栄養が偏るのでは?わがままになるのでは?

親は子どもを心配するあまり、「○○でなければいつか困ったことになる」と極端に考えてしまい、「○○でない子ども」に対して腹が立ってしまうのです。

私も今、子育て時代を振り返ってみるとそんな不安からイライラしてしまったことがたくさんあったなぁと感じます。

そして、その時の不安が「やっぱりその通りになった」・・・というようなものはあまりなかったということも思います。

いわゆる取り越し苦労。

不安が的中する確率はそれほど高くないのです。

低い確率のために家庭内が殺伐として子どもとの関係が悪くなるより、気に留めないでいた方が幸せかもしれません。

もし望ましくない状況になってしまった時でも、それまでに育んだ親子のきずなで心と力を合わせてきっと乗り越えていくことができると思うのです。

「○○でなければ△△になってしまう」~~という強い思い込み・偏った思い込みが自分と子どもを苦しめていないか、今一度考えてみるといいですね。

3歳児の水彩画!

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