前回の記事に書きましたが、現在「ペアレントプログラム」について学んでいます。「楽しい子育てのための親のレッスン」の記事はこちら
毎回受講生の皆さんに宿題が出ます。
その1つが「ほめる」。
ほめ慣れていないと何をどうほめたらいいかわからなかったり、照れくさかったりしますが、研修会の回を重ねてパパもママもだんだん慣れてきたようです。
宿題の発表の時間があり、「ほめることの効果」を実体験した例かいくつかありました。
➀こどもの良い行動を褒めたら、その行動を意識して積極的にやるようになってくれた。
➁ほめることが多くなったら、「注意」したことにも耳を傾けてくれるようになった。
ほめられるとその行動が強化され、またやろうとする→ほめられる…という嬉しいスパイラルが生まれていくのですね。
そしてまた、認められると聞く耳もできる!というのは素晴らしい発見ですよね。
これを読んでくださってる方にも体験していただきたいです。
ほめ慣れていないという人ははまずは、「その行動を実況中継」することから始めるといいですよ。
歯を磨いているね。
トイレに行けたね。
手を洗っているね。
…そんな日常のごく当たり前のことでいいのです。
子どもとしてはそう言われると、見てくれている、認めてくれているという気持ちになります。
ほめるって、なにも「すごい!」とか「人よりできてる!」とかそういうことでなくていいのです。
その子に目と心を向けていることが伝わっていくと、子どもの心も柔らかくなっていくと思います。
親子の良いコミュニケーションが取れるといいですね!
↑フィボナッチツリー
回転させると螺旋状になったり松笠状になったりする不思議感覚おもちゃ。
発達に心配のある子どもなどが心を落ち着けるのに使ったりできるそうです。